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上海市トップ 転倒事故の家族を隔離

2015年01月04日

 

【新唐人2015年1月4日】上海の外灘(バンド)で大みそかに起きた転倒事故は多くの死傷者を出しました。上海市のトップは責任を取るべきだとの声が聞かれています。

 

地元の民主活動家の話によると、上海市当局は、被害者の家族の発言やメディアの報道に対して、すでに制限をかけています。

 

上海の民主活動家 汪建華さん

「家族には会えません。全員 隔離されましたから」

 

記者

「本当ですか?」

 

上海の民主活動家 汪建華さん

「家族は第一人民医院にいますが、不満が強いので隔離されました。チャットの情報によると市政府は文書で、政府と新華社の報道を主とし、勝手に動画や写真を載せるなと命じ、報道を制限しました」

 

ロイター通信によると、海外メディアは警察の記者会見に参加できません。また、年越しの期間、上海には1000万人が集まると分かっていたのに、当局は事前の準備をせず、人の流れも制御しなかったうえ、事故後も情報を隠したと市民は怒りを隠せません。

 

上海市民 鄭建明さん

「新年を迎えて、上海市トップが挨拶しましたが、テレビの生放送で重大事故にまったく触れませんでした。市民は怒っています」

 

上海の人権活動家 顧国平さん

「韓正は辞職を求められなくても、自分から引責辞任すべきです。そうでなければ、責任問題はただの空論で、掛け声に過ぎません」

 

上海市トップの韓正(かんせい)は、上海派閥の出身で江沢民一派に属します。習近平と戦う江沢民派を助けたと先日、報道されました。現在、事故の死者が36人に達し、市民からは引責辞任を求める声が上がっています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/03/a1165942.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

 

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